印刷方法・加工方法の選び方

PRINTING & FINISHING GUIDE

印刷方法・加工方法の選び方

オリジナルTシャツやアパレルグッズは、同じデザインでも印刷方法によって色の見え方、質感、得意な素材が変わります。俺流工房でご相談いただける主な方法と、選び方の目安をご紹介します。

迷ったら、デザイン・商品・数量・希望納期をお知らせください。
仕上がりの希望と素材の相性を確認し、無理のない方法をご案内します。掲載内容は一般的な目安であり、最終仕様は実際のデータと商品を確認して決定します。

目的から選ぶ早見ガイド

FULL COLOR

写真・多色デザイン

色数の多いイラストや写真表現には、DTFプリントやガーメント印刷が候補です。

PREMIUM TEXTURE

立体感・高級感

ロゴやワンポイントを質感で見せたい場合は、刺繍が向いています。

POLYESTER GOODS

タオル・スポーツ用途

ポリエステル素材へ鮮やかに表現したい場合は、昇華転写が候補です。

首元、袖、ポケット、腰などの印刷位置
印刷方法だけでなく、プリント位置も商品の印象を左右します。

主な印刷・加工方法

01 / DTF PRINT

DTFプリント

専用フィルムへ印刷したデザインを熱で圧着する方法です。白インクを使えるため、濃色のウェアにもフルカラーで表現できます。

  • 多色ロゴ、イラスト、写真表現に対応しやすい
  • 綿・ポリエステルなど幅広い素材が候補
  • 小ロットやデザイン違いの展開と相性がよい

おすすめ:Tシャツ、パーカー、バッグ、ユニフォーム

02 / GARMENT PRINT

ガーメント印刷

ウェアへインクを直接吹き付ける方法です。生地になじむ自然な風合いが特徴で、写真やグラデーションを活かしたデザインにも向いています。

  • やわらかな着心地を重視したい
  • 繊細な色合いやグラデーションを表現したい
  • 綿を中心とした商品で検討しやすい

おすすめ:Tシャツ、スウェット、アート・写真作品

03 / EMBROIDERY

刺繍加工

糸でロゴや文字を縫い込む加工です。プリントとは異なる立体感があり、ワンポイントでもブランドらしい存在感を出せます。

  • 高級感や耐久性を重視したい
  • ロゴ、ネーム、シンプルな図柄に向く
  • 帽子や厚手ウェアにも使いやすい

おすすめ:キャップ、ポロシャツ、スウェット、ワークウェア

04 / SUBLIMATION

昇華転写

熱によってインクをポリエステル繊維へ浸透させる方法です。表面に厚いインク層が残りにくく、鮮やかな発色と軽い風合いが得られます。

  • 白・淡色系のポリエステル素材が基本
  • 写真や全面に近いデザインにも向く
  • 通気性や軽さを活かした商品と相性がよい

おすすめ:タオル、スポーツウェア、ポリエステルグッズ

写真やグラデーションを再現したウェア印刷
細かな色表現を重視する場合は、データと素材を確認して方法を選びます。
ウェアの胸元に施した刺繍加工
刺繍は糸の立体感を活かし、ロゴやネームに存在感を与えます。

印刷方法の比較

方法 得意な表現 素材の目安 小ロット 風合い
DTFプリント 多色、細かなイラスト、写真 綿・ポリエステルなど 相談しやすい 表面にプリント感がある
ガーメント印刷 写真、グラデーション、自然な色合い 綿を中心に商品ごとに確認 相談しやすい 生地になじみやすい
刺繍加工 ロゴ、文字、ワンポイント 帽子・ポロシャツ・厚手ウェアなど 仕様により相談 立体感と高級感
昇華転写 鮮やかなフルカラー、広い範囲 白・淡色のポリエステルが基本 商品により相談 軽く、インク層が残りにくい

決定までの4ステップ

STEP 01

使う場面を決める

販売用、制服、イベント、ノベルティなど用途を整理します。

STEP 02

商品を選ぶ

素材・色・厚み・着心地からベース商品を選びます。

STEP 03

データを確認する

色数、線の細さ、印刷サイズ、位置を確認します。

STEP 04

仕上がりを決める

数量・納期・予算を含め、適した加工方法をご提案します。

データ・素材についての注意点

  • 細すぎる線や小さすぎる文字は、印刷・刺繍で再現できない場合があります。
  • 画面で見る色と、実物の生地へ加工した色には差が出ることがあります。
  • 撥水・防水・起毛・伸縮性の高い素材などは、加工方法が限られる場合があります。
  • 同じ方法でも、商品・生地色・デザイン・加工位置によって仕上がりが変わります。
  • 特殊素材や持ち込み商品は、事前確認またはテストが必要になる場合があります。